実践項目7　缶入りよりもリターナブルびんを！

　リターナブルびんとは、ビールびんや一升びん、牛乳びんなど、回収して何度も使うびんのことです。販売店に返却されたびんは、工場で洗浄され、容器としてそのまま再使用されます。ちなみに、ビールびんは10回以上も再使用ができます。
　例えば、ご家庭でよく飲まれている350ミリリットルの缶ビールのアルミ缶の重さは、約20グラム。市内の約半分の5万世帯が1年間に50本の缶ビールを購入するとして、これらを全てびんビールに変えて、販売店に返却したとしたら、1年間で50トンものごみを削減することができます。
　アルミ缶やペットボトルなどの容器を、きちんと分別し、決められた日に、決められた方法で出していただくと、新たな製品の原料としてリサイクルされます。しかし、それよりも、洗浄して繰り返し使用する方が、ごみの減量にも効果があるだけでなく、環境への負荷も少なくてすみます。