徳島市バスの運賃改定についての意見募集結果

　道路運送法第9条第5項の規定に基づく手続きの一環として、令和6年5月15日から5月29日の間、市バスの運賃改定に関する意見募集を行い、市民の皆さんから貴重なご意見をいただくことができました。厚くお礼申しあげます。
　お寄せいただいたご意見と市の考え方等を次のとおり公表いたします。

いただいたご意見を参考に、道路運送法第9条第4項に基づく関係者間で運賃改定についての協議を令和6年6月3日に行いました。詳しくは次のリンクをご確認ください。

　近年、全国的に路線バスを取り巻く状況は、利用者数の減少や燃料価格の高騰に加え、運転手不足や時間外労働の上限規制などにより、運営を維持していくことが非常に厳しいものとなっています。
　そのため、徳島バス株式会社においては、令和6年5月13日に、運賃改定の申請を四国運輸局に行いました。この申請には、徳島市が交通局から移管され、徳島バス株式会社に運行委託しているいわゆる市バスの委託路線も含まれています。
　一方、この運賃改定申請に伴い、徳島バス株式会社と「市内均一料金制」や互いの乗車券を利用可能とする「共通乗車制」を採用し、また近年では同一路線の共同運行を行っている交通局におきましても、同様の値上げを行わない場合、市内路線バスの運賃体系に混乱を招くことから、運賃改定の手続きを開始することとなりました。
　この手続きの一環として、市民の皆さんから市バスの運賃改定に関するご意見を募集しました。
　
　なお、徳島市バス運賃の改定は消費税率アップ分の転嫁を除き、平成4年以来32年ぶりとなります。

令和6年10月1日（予定）

　大人　210円（現在）　⇒　250円（改定予定）

　大人　8,190円（現在）　⇒　9,750円（改定予定）

注記　定期券等の乗車券類の金額も改定予定ですが、学生の定期券や1日乗車券（210円均一区間）等については、軽減措置を検討中です。

　いただいたご意見等は、意見募集の終了後、運賃に関する協議会を経て、徳島市地域公共交通会議で報告し、公表します。また、ご意見等に対する個別の回答はいたしません。ご了承ください。
　なお、意見募集で収集した個人情報については、「個人情報の保護に関する法律」に基づき適切に取り扱い、他の目的には一切使用しません。