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東部環境事業所浄水苑 し尿処理の仕組み

最終更新日:2016年4月1日

し尿処理の仕組みの説明図

受入・前処理設備

 バキュームカーで搬入されたし尿・浄化槽汚泥は、沈砂槽で砂など比重の大きいものを分離するほか、破砕機で均一に破砕し、夾雑物を取り除いた後、貯留槽にいったん貯留します。

汚水処理設備

 貯留槽のし尿は、曝気槽に送り、曝気(空気を送る)を行います。曝気槽では、さまざまな微生物が水の中に含まれる汚れを食べることによって有機物や窒素成分が分解され、水がきれいになります。汚れを食べた微生物は沈みやすくなるため、沈殿槽で汚泥(微生物の固まり)とうわ水とに分けられます。

高度処理施設

 うわ水には凝集剤という薬品を加えます。凝集剤は、微粒子や水に溶け込んでいるリンと反応して、沈殿物を形成します。凝集剤を加えた水は、プール(沈殿槽)に引き込み、沈殿物と透明なうわ水とに分けます。
 うわ水には、次亜塩素酸ソーダを添加し、消毒して河川(勝浦川)へ放流します。

汚泥処理設備

 汚水処理により発生した汚泥は遠心分離機で脱水(水分を取り除く)・乾燥し、ゴミ焼却場で焼却処分します。
 焼却後の灰は、最終処分場で埋立処理を行います。

脱臭設備

 建物内や各設備からの臭気は大型のブロワーですべて吸引し、高濃度のものは曝気槽で生物脱臭するほか、中低濃度のものは薬液洗浄及び活性炭で吸着処理を行い、臭気が外に漏れないよう対策しています。

水質の比較

 (1) し尿・浄化槽汚泥
 (バキュームカーで搬入したもの)
 (2) 曝気槽内の汚水
 (沈んだかたまりが「汚泥」)
 (3) 放流水
 (4) 水道水

この内容に対する連絡先

〒770-8011 徳島県徳島市論田町元開43番地の1
環境部 東部環境事業所 施設課
・ し尿担当 電話:088-662-1403

お問い合わせ

環境政策課

〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館10階)

電話番号:088-621-5202・5206・5217

ファクス:088-621-5210

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