2024年11月20日 ロープウェイに乗ろう!映画「眉山」Memorialスタンプラリーについて ほか
最終更新日:2024年11月25日
日時:令和6年11月20日(水曜日)午後1時30分から
場所:徳島市役所 13階 第一研修室
会見項目
1. ロープウェイに乗ろう!映画「眉山」Memorialスタンプラリーについて
2. 令和6年第5回徳島市議会定例会提出議案等について
記者会見資料
ロープウェイに乗ろう!映画「眉山」Memorialスタンプラリーについて(PDF形式:2,483KB)
令和6年第5回徳島市議会定例会提出議案等について(PDF形式:4,530KB)
会見の様子
動画配信は、ユーチューブ徳島市公式チャンネル (外部サイト)
注記:動画サイズ=約2.01GB、再生時間=30分57秒
会見項目説明
1. ロープウェイに乗ろう!映画「眉山」Memorial スタンプラリーについて
この度、徳島市では、眉山ロープウェイの開業記念日である12月1日に合わせて、徳島市が舞台となった映画「眉山」をたどり、あわぎん眉山ロープウェイに乗っていただくスタンプラリーを11月30日の土曜日と12月1日の日曜日の2日間、開催いたします。
現在の3代目となるゴンドラは平成11年から運行し、平成19年の映画「眉山」の撮影シーンとして登場しましたが、運行開始後25年が経過しており、安全面の観点から来年の1月で運行終了となります。このため、こうした機会に市民の皆さまをはじめ、観光客の方々に最後に3代目ゴンドラに乗車していただくとともに、徳島市の魅力がふんだんに収められた映画「眉山」をもう一度ご覧になっていただくことで、徳島市のさらなる魅力発信につなげたいという思いから、今回のイベントを企画いたしました。
スタンプラリーは、11月30日、12月1日ともに10時からスタートし、「アミコビル」「藍場浜公園」「阿波おどり会館」にある3カ所のチェックポイントを回っていただき、3つのスタンプを集めると、あわぎん眉山ロープウェイをお得な特別料金で乗車できる特典付きのイベントとなっております。
特別料金につきましては、通常の一般の往復乗車料金1,030円が500円に、また、小学生以下の往復乗車料金510円が無料で乗車できることとなっております。また、この2日間に限り、特別に21時までの夜間運行も合わせて行いますので、多くの方々にスタンプラリーにご参加いただき、最後となる3代目のゴンドラに乗車していただければと思います。
また、各チェックポイントでは、映画「眉山」の徳島ロケで撮影されたシーンのパネル展示や原作者であるさだまさし氏の関連書籍のコーナーなど、映画を思い起こす様々な仕掛けを展開しているほか、徳島市の観光ブースにおいては、阿波おどりや四国遍路をはじめ、眉山や新町川、ひょうたん島クルーズなど、自然豊かな「水都とくしま」の魅力をPRしますので、是非ともこの機会に市民の皆さまをはじめ、多くの観光客の方々にお立ち寄りいただければと思っております。
さらに、アミコビル1階のシンボル広場と、阿波おどり会館の2階ギャラリーにおいては、徳島市阿波おどり公式アンバサダーが撮影した「2024阿波おどり」の写真展を開催しておりますので、合わせてご覧ください。
最後になりますが、12月1日は、徳島市のイベントのほか、徳島県が主催する「徳島おどりフェスタ」をはじめ、様々な催しが徳島市の中心市街地で展開されます。例年よりも多くの観光客がお越しいただけると期待しておりますとともに、さらなるにぎわいの創出や地域経済の活性化につなげてまいりたいと考えておりますので、是非とも、多くの方のご参加をお待ちしております。
2. 令和6年第5回徳島市議会定例会提出議案等について
まず、12月議会の会期についてですが、お手元に配付のとおり12月5日開会で、12月20日閉会予定となっています。
それでは、今回の提出議案について説明します。
お手元にお配りしている、記者発表資料の1ページをご覧ください。
12月議会に提出いたします議案は、
「1 予算議案」3件、
「2 条例議案」3件、
「3 単行議案」14件、
「4 報告」13件、3ページに進んで、
「5 追加提出予定議案」は、閉会日に追加提出を予定しているものとして、
「(1)人事議案」1件となっています。
それでは、7ページをご覧ください。
このたびの補正予算は、例年12月議会に計上している予算のほか、物価高騰の影響を受けている子育て世帯への支援や、国庫補助金の未精算分に係る返還金、公共施設の電気料金の不足分などの予算を計上しております。
それでは、まず一般会計補正予算の内容につきまして、説明いたします。
「(1) 国庫補助金等返還金」については、新型コロナウイルスワクチン接種事業など、国庫補助金の未精算分に係る返還予定額について、補正を行うものでございます。
次に、「(2) 戸籍整備事業費」については、戸籍法の改正に伴い、戸籍に氏名の振り仮名が記載されることとなったため、記載予定の氏名を本人に通知するための戸籍情報システムに係る改修経費でございます。
次に、「(3) 電気料金高騰関係管理運営費」については、「(1) 隣保館運営費」から「(6) 住宅管理費」までのそれぞれの公共施設等について、電気料金高騰の影響により、光熱費に不足が生じるため補正を行うものでございます。
次に、「(4) 障害福祉サービス給付費」から、「(7) ファミリー・サポート・センター利用促進事業費」までについては、利用件数等が当初の見込みを上回るため、補正を行うものでございます。
次に、「(8) 県営事業負担金 街路」については、県が実施する都市計画道路事業に対する市の負担金でございます。
次に、「(9) 学校施設長寿命化改修費 中学校」については、老朽化した国府中学校校舎の耐久性及び機能向上を図るための長寿命化改修工事について、入札不調による着工延期及び、工期延長の必要が生じたことを受け、本年度計上していた事業費を減額し、改めて令和8年度までの債務負担を設定するものでございます。
次に、「(10) 学校給食費支援事業補助」については、物価高騰等の影響により、高騰する食材費の増額分について、保護者の負担にならないよう、食材納入事業者に対し補助を行うものでございます。
次に、繰越明許費補正 追加といたしまして、
「(1)」から「(5)」までの事業について、今年度内に事業の完了が難しいと認められるため、事業費を翌年度に繰越しするものでございます。
次に、繰越明許費補正の変更といたしまして、
先ほど説明いたしました、国府中学校校舎の長寿命化工事について、入札不調に伴う事業費の減額により、金額を変更したものでございます。
次に、債務負担行為補正の追加といたしまして、
「(1) 指定管理料」については、「(1)」から、
8ページにまいりまして、「(8)」までは各施設の指定管理者の更新に伴うもの、「(2) コミュニティセンター指定管理料」については、廃止する公民館2施設の事業をコミュニティセンターの事業として指定管理料に上乗せするため、債務負担行為を設定するものでございます。
次に、「(3) 国府中学校長寿命化改修事業」については、先ほど説明いたしましたとおり、入札不調に伴い、改めて令和8年度まで債務負担行為を設定するものでございます。
次に、「(4) 中学校教師用教科書購入事業」は、令和7年度に改訂となる中学校教師用教科書等の購入契約を行うため、債務負担行為を設定するものでございます。
次に、債務負担行為補正の変更といたしましては、それぞれ工事費が増加したことに伴い、限度額の増加を行うもので、「(1) 道路メンテナンス事業」と「(2) 四国横断自動車道周辺対策事業」でございます。
9ページをご覧ください。
これらにより、一般会計の補正額は、「一般会計予算総額」の補正額にあるように、20億9,570万6千円の増額となっております。
続きまして、特別会計補正予算の内容について、説明いたします。
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、国から示されたマイナンバーカードと健康保険証の一本化の方針に伴い、被保険者に資格確認書等を交付するための業務について、令和6年度中に契約を締結、令和7年度以降に支払義務が生じるため、債務負担行為を設定するものでございます。
次に、企業会計補正予算ですが、
市民病院事業会計補正予算(第2号)については、手術件数の増加や、検査件数の増加に伴い、所要の補正を行うものでございます。
以上が12月議会に提出する補正予算となります。
10ページをご覧ください。
次に、条例議案のうち、
「(2) 徳島市商業観光施設事業条例の一部を改正する条例」、11 ページにまいりまして、
「(3) 阿波おどり会館条例の一部を改正する条例」につきまして、少し説明させていただきます。
このたびの料金改正の主な理由は、「観光誘客の促進」と「施設の適正な維持管理」に要する経費の確保でございます。
コロナ禍が明けて観光需要は大きな伸びをみせております。観光需要を取り込むことは、地域経済の活性化に大きく寄与するものですので、料金改正により確保いたしました財源により、今後は、観光誘客のためのソフト面の強化に取り組みたいと考えております。
また、近年の燃料価格や人件費の上昇に伴い、一般会計から業務継続支援として補助を行っておりますが、今後、施設を適切に維持管理していくためにも、利用者の皆さまに一定のご負担をお願いするものでございます。
なお、今回、利用料金を改正いたしますが、市民の皆さま、特に若い世代に利用しやすい環境を整え、地元に対する愛着の増進や、魅力発信を目的として、眉山ロープウエイにつきましては、新たに市民の皆さまへの利用料金にかかる軽減策を検討してまいります。
その他の条例議案や単行議案等につきましては、お手元の資料にお示ししているとおりです。
質疑応答
1 会見項目
(幹事社・NHK)
ロープウェイのスタンプラリーに関して、1月末に現在の3代目のゴンドラが運行終了となるということですが、徳島市民にとってゴンドラとかロープウェイとはどういう存在なのかを市長から説明していただけますか。
(市長)
眉山というのは本当に徳島市のシンボルですよね。ランドマークとよく言われておりますけども。
眉山に登る方法はいろいろありますけれども、車でも行けるし、自転車でも行っている方もいますね。歩いて登ることもできます。そこにロープウェイが加わるということですね。
徳島市のシンボル、ランドマークの山に登っていただきたいという思いのロープウェイでございます。
(幹事社・NHK)
最後にロープウェイを使ってほしいという、市民への呼びかけをいただけますか。
(市長)
ロープウェイは当然そのままあります。
今のゴンドラが老朽化しているので、新しく来年の1月から工事に入るということですが、いろんな思い出をお持ちの方もいらっしゃると思います。25年ですかね、今の3代目のゴンドラが動いてきたわけですから。映画にも登場しております。その25年にわたって稼働してきたゴンドラに最後に皆さんに乗っていただけませんか、ということですね。これまでの思い出を込めて乗っていただければと思います。
(幹事社・NHK)
次に提出議案の方に移らせていただきたいんですけども、まず債務負担行為で今回国保の特別事業会計で資格確認書等作成事業が加わったと思うんですけども、今回このマイナ保険証に関連して、資格確認書を作らないといけないという事が起こったと思うんですけども、マイナ保険証に対する市長の受け止めをお願いします。
(市長)
マイナ保険証については、マイナンバーカードに少し拒否反応を示す方がいらっしゃるんですが、本当に保険証としては便利なものになります。
もう全国で統一していこうという方針が決まっておりますので、徳島市としてもできるだけ多くの方に利用していただけるように、しっかりと広報などに努めていきたいと思います。本当に便利なものになると思っております。
(幹事社・NHK)
ロープウェイの値上げについてなんですけども、増収分を今後の観光面のソフト面に生かしていくというお話があったと思うんですけども、どれぐらいの増収を見込んでらっしゃるか、もう試算されていますでしょうか。
(市長)
まだ値段が正式に決まっていないということもありまして、詳しい試算はできておりません。金額も上限ということで出させていただいておりますが、まだ正式に決まっておりませんし、試算はしておりません。
(幹事社・NHK)
市民の方の利用料の軽減策を今検討しているとおっしゃったと思うんですけども、それはこの値上げと同時に、来年4月1日から取り組んでいくということでよろしいでしょうか。
(市長)
はい、そうです。
(幹事社・時事通信社)
時事通信社です。
眉山ロープウェイと阿波おどりミュージアムがそれぞれ値上げされると思うんですけれども、これは初めての値上げになりますか。
(市担当者)
経済部の方からお答えさせていただきます。
これまでは基本的には消費税の引き上げに伴う料金改定を行っておりましたが、平成11年の開館以来、料金改定は行っておりません。
阿波おどりのお昼の公演につきましては、過去に観光協会の自主事業としてやっていたときに改定は行っております。
(幹事社・時事通信社)
ということは市としては公演の値上げも初めてという理解で間違いないですか。
阿波おどりミュージアムとロープウェイはそれぞれ消費税の値上げがあったけれども、料金の改定というのは今回初めてであるということでお間違いないでしょうか。
(市担当者)
はい。
(幹事社・時事通信社)
観光の収益に関しては観光のソフト面の強化ということなんですけれども、今後国際線の開通に伴ってインバウンド需要は徳島市内でもかなり大きく、発展していくかなと思うんですが、それに伴ういわゆる多言語表記などのそういったものの強化に充てられるという理解で間違いないでしょうか。
(市長)
いろいろ考えられると思いますが、これからしっかり検討していきたいと思っています。
(徳島新聞社)
徳島新聞です。
ロープウェイの3代目が来年1月に運行終了になると。それで値上げが4月1日ということは、運行の状態はどういう感じになるんでしょうか。
(市長)
1月13日から工事に入って、3月いっぱいで工事が終了するということです。
(徳島新聞社)
新しいゴンドラというのは、今のゴンドラと何か違うところがあるんでしょうか。
(市担当者)
にぎわい交流課からお答えします。
今現在のゴンドラは、円柱型のゴンドラが2基同時に運行しているような状況でございますが、次のゴンドラは少し四角いスクエアな形で、空間を少し広く感じるようなものとなっております。
(読売新聞社)
読売新聞です。
ロープウェイと阿波おどり会館の値上げのことで、市民への(利用料の)軽減策というのは、両方とも軽減するということでいいんですか。阿波おどり公演とかミュージアムとか全てにおいて何かあるということでいいですか。
(市長)
ロープウェイ料金についてということで検討はしておりますが、阿波おどりミュージアムの方については、担当課からお願いします。
(市担当者)
にぎわい交流課からお答えします。
ロープウェイに関しましては市長が今お答えしたような形で今検討していると。
阿波おどり会館のおどり公演とかミュージアムのところにつきましては、今現在、徳島市や鳴門市、淡路島の自治体、神戸市、明石市というところが連携しているところのパスポートを小・中学生全員に配布していると聞いておりますが、そちらのパスポートをご利用いただけると無料になっているという状況で運用はさせていただいております。
(市長)
新たに入場料については、今のところ検討しておりませんね。
(市担当者)
そうですね。そのパスポートをそのまま引き続き運用していく状況となっております。
(読売新聞社)
細かいですけど、軽減策というのは、市民は安くなるとか、そういうことなんですか。それともさっきみたいなパスポートを配布するとか、何か具体的に決まっていることはありますか。
(市長)
発表しにくいんですけど、例えば当然無料で乗れる人がいるとかですね。そういう形になると思っております。例えば若い人が無料で乗れるとかですね、そういう形を考えております。
(読売新聞社)
この値上げは、新しいゴンドラを導入することとは関係はないんですか。その整備費とか。
(市長)
当然、料金が増収になればいろいろ使えるわけですけど、ゴンドラの改修に合わせて値上げをしたわけではありません。
(徳島新聞社)
年間の増収の試算が出ていないということなんですけども、一つの目安として考えたいので、年間でロープウェイはどのくらいの人が使っているのかなというのと、阿波おどりミュージアムの来場者数を教えてください。
(市担当者)
ロープウェイにつきましては、令和5年度の人数が17万8,280人となっております。
阿波おどり会館のミュージアムが令和5年度は4万7,309人、昼公演が7万4,537人、夜公演が2万1,952人となっております。
2 その他項目
(幹事社・NHK)
昨日、県から、鉄道の高架事業についての発表があって、結構具体化したというか、文化センター跡地を高架橋構造にして車両基地を動かすという話と、あと事業費が850億に上がって市の負担も10億円増えたと思うんですけども、その辺の市長の受け止めを伺いたいんですが。
(市長)
そこまでの発表があるというのはちょっとびっくりしました。
議会に対してお示しするというようなことをおっしゃってましたんで、何らかは出てくるかと思ったんですが。ただ私のところに入っている情報を、実は今朝、新聞を読んで、私のところに来てる情報より詳しいぞというような、そういう情報も含まれておりましたので、ちょっと驚いているようなところです。
これから、当然ですけど、市民の皆さんのご意見や市議会にも相談して、徳島市としてはしっかり検討していきたいと思っています。
(幹事社・NHK)
市長として賛成・反対というお立場は、今のところは示されないということですか。
(市長)
そうですね。はい。
(幹事社・NHK)
改めてこの前、内町の地元の方が、車両基地をあそこに持ってくるということに反対ということを言われたと思うんですけども、その辺を今後どう説明されるのか、意見を聞くのか、今後の対応を伺えたらと思います。
(市長)
反対意見がかなり来ておりますね。今朝報道されたということで、私のところにも結構問い合わせもありました。
気にしている方もたくさんいらっしゃいますので、住民の皆さんにしっかりご意見をお伺いして、当然市議会とも相談をして検討していきたい、決めていきたいと思っています。
(幹事社・NHK)
まずは意見を聞かれるということですね。説得というか話をしていくわけじゃなくて、本当にご意見を聞いていくということですね。
あと、昨日まちづくりに関するワーキンググループがありまして、藍場浜でのホールの話も出て、この前の総務委員会で継続審査になったことについての県からの回答があったと思うんですけども、まず県からの回答をお聞きした受け止めと今後の対応、市としての対応をどうされていくかをお願いします。
(市長)
県の回答は当然想定出来ました。つまり、白紙撤回したときは、(ホール整備を)やらないという、そんなコメントは出せるはずもないので、県としては、協定の改定でいきたいということに変わりはないという、そういう確認をさせていただきました。
これまでと同じということですから、別に県の回答に対しての特別な感想はありません。県も県議会が当然あるわけですから、そういう場合は絶対作りませんってそんな発言は当然できないというのは想定をしておりましたので。
(幹事社・NHK)
その回答を受けて一応形として聞かれたと思うんですけど、今後の総務委員会での説明など今後の予定というか、対応を教えてください。
(市長)
当然、また委員会での審議ということになると思うんですが、要請があれば、真摯に対応していきたいと思っております。
(幹事社・NHK)
総務委員会が開かれればということですか。
(市長)
開かれるのは間違いないと思いますので。
(幹事社・時事通信社)
幹事社の時事通信社です。
今現在103万円の壁の見直しというものが、全国的にその議論が波紋を呼んでいて、中央の方ではかなり議論されているみたいなんですけれども、徳島市のいわゆる減収額がいくらぐらいになるのかといった見積もりがあれば教えていただきたいのと、今後の減収に関して市長の受け止めを教えていただきたいです。
(市長)
先週、東京で行われました全国市長会に出席をしておりましたが、もちろんですが、この問題に関して発言をする市長がかなり多くいらっしゃいました。
大体の試算として、住民1人当たり2万円ぐらいという目安が出されておりますが、徳島市はざっと試算したら、45億円程度の減収ということでございました。
市長会では、かなり意見が出ていました。姉妹都市であります仙台市は300億円減収だということをおっしゃってましたね。熊本市が170億円、倉敷市は150億円だっていうことで、当然、国としても他の財源を充てていただけるという、それを考えずに、いきなり壁を撤廃するとか、壁を引き上げるとか、そういうことはないとは思っておりますけれども、もしそんなことがあったら、自治体はもう大変なことになりますので、それはしっかり考えていただけると思います。
大体の財源を考えて、セットで協議していただきたいことだと思っています。
壁撤廃というだけでなく、その場合の影響に対して、地方で4兆円ぐらいと言われていますので、それをどこから手当するかという、それを一緒にセットになって考えていただきたいなと思っております。
(幹事社・時事通信社)
45億円ということで、かなり大きい額だと思うんですけれども、具体的にはどのような行政サービスや事業に影響が出ると考えられているのでしょうか。
(市長)
どのようなというか、もう全体の予算が45億円減るわけですから、市民サービスの低下というのも、あらゆるところに出てくると思っています。徳島市にとって45億円、50億円というお金はものすごい金額であります。
(幹事社・NHK)
他に質問はよろしいでしょうか。
では、これで会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。
(市長)
お疲れ様でした。
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