令和2年度温室効果ガス排出量
最終更新日：2024年1月26日
徳島市全域から排出される温室効果ガスについて、令和5年度に把握可能な直近の年である令和2年度の総排出量は177.0万トンで、市民一人あたりの排出量は、7.01トンでした。これは、徳島市地球温暖化対策推進計画の基準年である平成2年度の総排出量と比べると、約7.8％の減少となっています。また、前年度の総排出量と比べると27.9万トン、約18.7％の増加となっています。
（統計資料が過去に遡って修正されたため、公表済であった本市の過去の排出量もあわせて修正を行いました。）
前年度と比較すると二酸化炭素の排出量が大幅に増加しており、要因としては伊方原発3号機の稼働停止に伴い火力発電所の稼働が増加したことによる電力の排出係数の悪化などが挙げられます。ただし、電力使用量自体は減少しています。
部門ごとにみると、二酸化炭素は産業部門（対前年度比42.2%増）、家庭部門（対前年度比29.7%増）及び業務部門（対前年度比24.6％増）の増加率が顕著です。
温室効果ガス排出量の内訳
市全域から排出される温室効果ガスのうち、二酸化炭素が全体の95.5%を占めています。二酸化炭素は、そのほとんどが電気・ガス・灯油などのエネルギーの使用に伴って排出されていることから、本市の温暖化対策では二酸化炭素の排出抑制のための省エネルギーが重要となります。
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