平成25年度温室効果ガス排出量
最終更新日:2016年1月10日
徳島市域の平成25年度の温室効果ガスの総排出量は278万トンで、市民一人あたりの排出量は、10.59トンでした。これは、第2次徳島市地球温暖化対策推進計画の基準年である平成2年度の総排出量と比べると、30%の増加となっています。また、前年度の総排出量と比べると、11万トン、4.1%の増加となっています。
主な増加要因
総排出量が増加したのは、火力発電が増加し、電力排出原単位が悪化したことで、電力消費に伴う排出量が増加したことなどが要因と考えられます。
部門ごとに見ると、産業部門が減少しているものの、その他の部門では増加しており、特に業務部門(対前年度比13%増)と廃棄物部門(対前年度比38%増)の伸びが大きくなっています。
業務部門は、重油(水道・廃棄物、商業・金融・不動産等)・軽油(対個人サービス、公共サービス等)のエネルギー消費量が増加していること、廃棄物部門は、全体の68.9%を占める産業廃棄物における排出が増加したことが原因と考えられます。
温室効果ガス排出量の内訳
市域から排出される温室効果ガスのうち、二酸化炭素が全体の97.1%を占めています。二酸化炭素は、そのほとんどが電気・ガス・灯油などのエネルギーの使用に伴って排出されていることから、本市の温暖化対策では二酸化炭素の排出抑制のための省エネルギーが重要となります。
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