更新日:2023年6月22日
公・民・学が連携し、地域課題解決のためのプロジェクトを共創します。
みなさんの様々なアイデア・考えをワークショップで検討し、かたちにしていきましょう。
まちなかの課題を解決するソーシャルビジネスにチャレンジ!
ソーシャルビジネスチャレンジの流れ
岸田 侑 さん
徳島市まちづくり協働プラザ統括マネージャー。2013年にNPO法人greenbird・徳島チームを設立し地域活動を展開。徳島大学では非常勤講師としてボランティア実践講座を担当。
「地域活動を通じたコミュニティづくり」を専門とし、環境活動・地域おこし活動に携わる若者の支援、行政×地域住民×外部の若者による連携事業の創発、過疎地域での学習支援事業などに取り組む。若年層による地域力の基盤強化をミッションに掲げ、日々活動している。
徳島県県市協調未来創造検討会議、徳島市男女共同参画推進ネットワーク会議、阿波おどり未来へつなぐ実行委員会の委員を歴任。「2030SDGs」カードゲーム公認ファシリテーター。
締切:令和4年6月17日(金曜日)
定員:20人程度
募集は終了しました。
ソーシャルビジネスチャレンジ『チーム一粒で2度美味しい』が、中心市街地ににぎわいを取り戻し、地域内の経済循環を実現することを目指し、コト消費に着目!
実際にSunSunマーケットにて、主催者・出展者と連携し、コト消費の実証実験にチャレンジします。
イベントの詳細は添付のチラシをご覧ください!
こども店主体験会の様子
こども店主体験会は終了しました。10人以上のこども店主さんが参加し、たくさんのお客様が来店されました。
今回の経験をもとに、『チーム一粒で2度美味しい』は活動報告会に向けて、事業案をブラッシュアップしていきます。
ソーシャルビジネスチャレンジ『チームミートボーイ』は、自分たちの考えた買い物難民の支援事業案に対する意見を求めて、対象となりそうな地域で町内会や市民活動をしている人たちに会いに行きました。
(第一回聞き取り調査)
町内会のお世話をしている人たちに集まってもらい、「お小遣いマッチングサポーター」という仕組みの事業案を説明しました。そこから出た意見を集約すると、買い物難民の実態と、自分たちが考えた案とでは乖離があることが分かりました。
聞き取り調査の後、「お小遣いマッチングサポーター」案の検討を継続するより、地域の人の実情を詳しく聞き取ってヒントを得て、そこから新たなプランを検討することにしました。
(第二回聞き取り調査)
地縁団体のお世話役をしている方々に、地域の歴史や現状などを聞く中で、地域の人たちが課題と思うことは、「若い人目線での住みたい環境とは?」「地域のつながりの再構築」ということが分かりました。
この聞き取りをもとに、活動報告会までに新しい事業案を考えて発表します。
ソーシャルビジネスチャレンジ『チーム寒がり』が、「大学生ができる脱炭素・エシカル消費」をテーマに、徳島の大学生が捨てる服をなくせるリユースの仕組みづくりにチャレンジ!
SunSunマーケットにて、大学生の不要になった服を自分たちで集めて販売するチャレンジショップを出店しました。来店者に自分たちの活動や環境に関するメッセージカードを配布したり、アンケートを実施するなど、工夫を凝らした内容でした。
このチャレンジを踏まえて、活動報告会で発表する事業案をブラッシュアップしていきます。
チャレンジショップの様子
ソーシャルビジネスチャレンジ報告会
今年度、大学生・社会人がチームに分かれ、市の課題の洗い出しや解決策を話し合い、社会実験のための実験的なチャレンジを行いました。報告会では、チャレンジを踏まえた事業案と、次年度以降の予定や目標などを発表しました。
「プチプラでオシャレに脱炭素」「ゲームイベントで地域の関係性づくり」「地域経済循環のためのコト消費の提案」の各事業案の発表に対し、活発な質疑応答があり、市長や企業人のゲストコメンテーターから講評とアドバイスをいただきました。コメンテーターから事業実施の心構えとして、「とにかく動くことが大事。チャレンジしてもうまくいかないことは多いが、やっているうちに協力してくれる人ができる」と励ましのお言葉をいただき、次年度に弾みをつける内容になりました。
チーム「寒がり」発表
チーム「ミートボーイ」発表
チーム「一粒で2度美味しい」発表
令和4年度に実施したソーシャルビジネスをきっかけに大学生や高校生、市の若手職員などで構成する徳島市のボランティアサークルが発足しました。
同サークルの地域活性化の取組については、こちらをご参照ください。
ソーシャルビジネスチャレンジにおいて、地域活性化に挑戦したメンバーが自分たちの取組について発表しています。何を社会的課題と捉え、どういった手法で地域課題の解決を図るのか。実際に動いてみて、ぶち当たった壁や、それを乗り越えた方法など、自分たちの経験談を交え地域の実情について語っています。
彼らの熱意にほだされ、より多くの人材が地域で活躍することを願っています!
地域産業政策論での発表
令和5年5月23日、徳島文理大学の地域産業政策論にて、SBCメンバーが発表しました。
この講義は、例えば中心市街地の活性化などといった地域活性化の実例を学び、チームで社会課題の解決について検討し発表するものです。授業を通じ、地域の産業政策や企業に対する価値観を醸成し、「将来の生き方」へのキャリアビジョンの育成を目的とされています。
市民協働課職員による市の施策及びソーシャルビジネスチャレンジ事業の説明の後、先行事例としてSBCメンバーが自分たちの実践した取組について語りました。受講生たちにとっては、同世代の若者が具体的にやってみた事柄について学び、これから挑戦しようとすることについての示唆を得る良い機会となったのではないかと思います。
登壇するSBCメンバー
令和5年6月22日、徳島文理大学の地域学「地域貢献の取り組み発表会」においてSBCメンバーが登壇しました。
地域学は、学生が徳島県の魅力や地域の課題について、認識を深め、よりよい社会と幸福な人生の創り手となる力を身につけるため、新入生の必修科目として設けられています。この発表会は、先輩である4年生や同じ1年生がそれぞれのやり方で地域の人・企業・文化と交流しながら、問題点やより良い未来のために自分たちにできること等を伝える機会でした。
ソーシャルビジネスチャレンジからは、令和4年度に地域で町内会や市民活動を行っている方々にヒアリングを実践してきたメンバーが登壇。地域に対して自分たち若者のアイデアをぶつけるだけではなく、中に入ってみて共に考える事が重要。飛び込んでみたからこそ見える世界がある、と自らの経験を交えて語りました。
市民協働課
〒770-8571 徳島県徳島市幸町2丁目5番地(本館9階)
電話:088-621-5510
ファクス:088-621-5511