引き継ぎシートの活用

　引き継ぎシート小学校へ、または引き継ぎシート中学校へは、お子さまのこれまでの成長・発達のあゆみを、就学する小学校や進学する中学校等に引き継ぐためのものです。さまざまな個性や豊かな可能性のあるお子さまが、その個性をいかし、いきいきと楽しい学校生活を送れるよう、保護者が保育所（園）・認定こども園・幼稚園・小学校・療育等関係機関と協力して作成します。
　入学してからも、お子さまに必要な支援の手立て、配慮等が継続的にできるよう、引き継ぎシートを作ってみませんか。個人情報の保護に配慮して取り扱われますので、ぜひ御活用ください。

　作成を希望する保護者は、12月頃、引き継ぎシートを受け取り、作成を始めます。
　配布場所は市内保育所や認定こども園、保育園、公立幼稚園、公立小学校、公立中学校です。また、市役所11階の徳島市教育研究所でも、お渡しできます。

　まず最初に保護者が、お子さまの成長や発達の様子、支援方法、配慮すべき点等を記入します。
　次に、在籍する保育所や認定こども園、幼稚園、小学校等に持参して、集団生活の様子や支援等を記入してもらいます。医療や療育等関係機関の欄に記入する場合も、同様にします。
　就学先・進学先が決まったら、入学式までに保護者が就学先・進学先の学校に御持参ください。
　その際、引き継ぎシートの写しを就学先・進学先の学校に提出します。後日、記入した内容について話し合います。原本の保管は、保護者でお願いします。
　提出した引き継ぎシートの写しは、必要がなくなった際には、保護者の了解を得た後、保護者に返却するか処分されます。

　作成・活用の過程を通じて、個人情報の保護・管理にお気をつけください。