救急業務
最終更新日:2024年10月2日
徳島市の救急業務の状況について
昭和39年4月に運用が開始された徳島市の救急業務は、令和6年10月1日現在、市内2署・2分署・2出張所で合計9隊の救急隊により業務を実施しています。
徳島市では、救急需要に適切に応えるために、平成4年4月から救急救命士を乗務させるとともに、高規格救急自動車、高度救命処置用救急資器材を整備するなど救急業務の充実強化を図っています。
この救急隊は、救急救命士を含め救急資格を有した救急隊員により、傷病者の症状を的確に判断し、適切な救急処置と、傷病者に最適な医療機関に搬送しています。
近年、救急業務を取り巻く環境は、少子高齢化、疾病構造の変化、市民ニーズの多様化等により、著しく変化しており、これに伴い救急救命士が行う救命処置の高度化に努めております。
また、徳島市の救急出動件数は平成23年に1万件を突破し、その後も救急需要は増加傾向が継続しています。このことから、特に救急需要の多い平日昼間の救急対策として、東消防署及び西消防署に「日勤救急隊(通称:DSAT)」を配置しています。
日勤救急隊「Day Shift Ambulance Team」(通称:DSAT)
救急車の適正利用
救急救命士制度
救急救命士制度はプレホスピタル・ケア(救急現場及び搬送途上における救急処置)の充実を図る目的のため、平成3年に創設されました。
これにより心肺機能停止傷病者の救命効果の向上と救急業務の高度化に大きな変革をもたらしました。
救急救命士は、救急救命士法に基づき、心肺機能停止傷病者に対し医師の具体的な指示のもとに、特定行為と呼ばれる救命処置を行うことができます。
救急救命士制度発足から30年以上が経過し、令和6年10月1日現在、徳島市では救急救命士の資格を有する消防職員36人が、日夜、救急活動に従事しております。
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